本田圭介が魅せる!? Audiとのスピード対決! ACミラン×東洋タイヤ×Audiのコラボアクティベーション! 

東洋タイヤとAudiによるスポーツマーケティング

本田圭介が所属するACミランのスポンサー東洋タイヤとAudiのスポーツマーケティング
出典: nofootynolife.blog.fc2.com

 今日紹介するのは、2014年11月11日に公開された、本田圭介選手が所属する「ACミラン」と、フォルクスワーゲングループに属しているドイツの自動車メーカー「Audi」、そして日本のタイヤメーカー「東洋タイヤ」によるコラボアクティベーションです。どのような内容となっているのでしょうか? 実はこのビデオの最後にサッカーファンなら必見のあの方が登場します。笑 ぜひまずは最後まで動画をご覧ください。

 なかなか笑えるCMだったのではないでしょうか?笑 実はこのプロモーションビデオ、現地イタリア誌から「サッカー史上、最も奇妙なCM」と言われたほど、現地でも反響が大きかったようです。Youtubeでの視聴回数はこれまでに100万回を超えています。

 

スポンサーシップのアクティベーションは複数の企業がコラボしてこそ力を発揮する。

出典: gigazine.net
出典: gigazine.net

 このCMの着目すべき点は、CMがおもしろいこともそうですが、何よりも「Audiと東洋タイヤがコラボして制作したCM」だということです。どちらの企業もACミランのスポンサーで、AudiはTop partner、東洋タイヤはPremium Partnerとなっています。両企業は、ACミランのスポンサーという共通点があったので、このCMを制作することができたのです。

 

*ACミランのスポンサー企業一覧をご覧になりたい方はこちらからどうぞ。 

 

 このように、東洋タイヤだけではインパクトのあるCMやプロモーションを仕掛けることができない場合、他のスポンサーと"パートナーシップ"を組むことで、相乗効果が生まれます。ACミランとしては、おもしろいCMを作ることで話題になる、Audi・東洋タイヤとしては、自社の製品のプロモーションになると言う点で、互いに「Win-win」な関係が築けています。

 

 似たような事例として、今チェルシーのスポンサーをしている「横浜タイヤ」が、同じく横浜ゴムがスポンサーをしている日本を中心に開催されている自動車レースの1カテゴリー「スーパーフォーミュラ」とコラボしたCMが挙げられます。これについてはまた次の機会に取り上げたいと思っています。(Youtubeへのリンク:https://youtu.be/kDFw9SzCTrc)。

 

 これまでは単一の企業がスポンサー権利を活用している事例が多く挙げられていました。しかし今回のCMのように、スポンサー権利を持つ企業同士、またはスポンサーを受けている大会・チーム同士がコラボして、スポンサーシップのアクティベーションを最大化させる取り組みは今後も増えていくのではないかと考えられます。スポンサーシップについて考える上で、これまでとは違った視点を与えてくれるアクティベーション事例でした。

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